社会福祉法人白梅学園は、児童福祉法に基づき様々な事情で家族と一緒に生活することのできない子の自立を支援する施設です。

蕾舎（乳児院　定員：10名）

事業活動

　乳児院は、乳児（保健上の安定した生活環境の確保その他の理由により特に必要のある場合には、幼児も含む。）を入院させて、これを養育し、あわせて退院した者について相談その他の援助を行うことを目的とする施設とする。〈児童福祉法第37条〉

【養育方針】
・無限の可能性を秘めた乳幼児を、社会で最も尊いものとして大切にします。
・子どもたちが、安心して生活出来るよう、また、生きるよろこびを味わえるよう
　安全な環境に配慮して見守ります。

事業計画

令和２年度　蕾舎乳児院（定員10名）
　①基本理念の具現化
　②生活支援サービスの向上
　③人材育成と人材確保
　④多機能化・高機能化への対応

晴喜館（児童養護施設　定員：44名）

事業活動

　児童養護施設は、保護者のいない児童（乳児を除く。ただし、安定した生活環境の確保その他の理由により特に必要のある場合には、乳児を含む。以下この条において同じ。）、虐待されている児童その他環境上養護を要する児童を入所させて、これを養護し、あわせて退所した者に対する相談その他の自立のために援助を行うことを目的とする施設とする。〈児童福祉法第41条〉

【晴喜館養育方針】
・親心に徹し、より家庭に近い生活環境での養育を目指す。
・子どもの最前の利益を尊重し、社会的自立へ向けた支援をおこなう。
・社会の一員として、共存共栄の精神を育てていく。

事業計画

令和２年　晴喜館（定員44名）
　①施設の高機能化
　②退所児童の自立支援
　③市町の子ども家庭支援体制
　④里親への支援

児童家庭支援センター白梅

事業活動

　児童家庭支援センターは、地域の児童の福祉に関する各般の問題につき、児童、母子家庭その他の家庭、地域住民その他からの相談に応じ、必要な助言を行うとともに、第二十六条第一項第二号及び第二十七条第一項第二号の規定による指導を行い、あわせて児童相談所、児童福祉施設等との連絡調整その他厚生労働省令の定める援助を総合的に行うことを目的とする施設とする。

<児童福祉法第44条の2>

事業計画

令和２年度　児童家庭支援センター白梅　
　①地域社会から信頼を得られるような子育てに関する相談活動を展開する。
　②敦賀児童相談所と連携して嶺南西部地区の家庭児童問題に対応する。
　③乳幼児の健診等に同席し、地域の親子関係状況等を見極める。
　④児童相談所から指導委託を受けた子どもの家庭を見守るため、
　　家庭訪問や児家センターへの通所を繰り返しながら家庭再統合を円滑に行えるよう支援する。
　⑤相談員（社会福祉士１名）および心理療法士（１名）の確保を目指す。
　⑥地域活動のための公用車１台を購入する。