立秋と言うのは二十四節気のひとつで、季節の移り変わりを知るためのものです。
秋が立つと書き、暦(こよみ)の上では秋に入って、少しずつ涼しくなって、秋の気配が漂い出します。
体感的には、夏まっ盛りの時期になりますが、立秋を過ぎると、いつまでも暑くはないぞ。これから秋に向かって行くんだぞ。という感じが出てくる頃なのです。
涼風至(すずかぜいたる)
8月7日頃の事を示します。この頃になると、朝夕に秋の涼しい風が吹き始めます。ふと、秋の気配を感じるかも。
寒蝉鳴(ひぐらしなく)
8月12日頃です。この頃には、ヒグラシゼミが鳴き始めます。夕暮れ時に「カナカナカナカナ・・・」
秋の音色がしてきます。
蒙霧升降(ふかきりまとう)
8月17日頃になると、朝と夕方の山野や水辺に霧が立ちこめて、山際ではひんやりとした空気を感じる事も・・・
近頃は、暑い日も長く、暦(こよみ)のようには行かないかも知れませんが、時折、秋の足音を感じる時期がやって来ますよ。