紅葉が見ごろを向かえ、北国では雪も降り始める11月。
秋から冬へと季節が移り変わっていく時期ですね。
今回は、11月に2回ある祝日について紹介しましょう。
11月3日は、文化の日です。
文化の日とは、「自由と平和を愛し、文化をすすめる。」という事を趣旨として制定された国民の祝日です。
11月3日という日付は、日本国憲法が公布された日で、日本国憲法が平和と文化を重視している事から文化の日と定められたそうです。
文化の日は文化に親しむ日ということで、全国各地の様々な美術館や博物館が入場無料で利用できます。 敦賀でも、市立博物館や人道の港敦賀ムゼウムが無料で利用できるそうですよ。
普段は有料の施設を無料で楽しむことができる日なので、利用してみるのも良いですね。
11月23日は、勤労感謝の日です。
「勤労を尊び、生産を祝い、国民がお互いに感謝しあう日」として、1984年に祝日として制定されました。
「勤労感謝の日」の意味は、報酬をいただく労働だけではなく、金銭を伴わない全ての労働を尊いものとして考え、感謝する日ということです。
「勤労感謝の日」に、皇室では「新嘗祭(にいなめさい)」という大切な行事も行われています。
その年の収穫に感謝して、次の年も豊作であることを神様に願う皇室の行事です。
「新嘗祭(にいなめさい)」は、宮中祭祀の中でも最も重要なものとして、毎年11月23日に宮中で行われているのでニュースなどで流れているものを見たことがある人もいるのではないでしょうか?
「勤労感謝の日」に何処かへお出かけして、心身ともにリフレッシュするのも良し、逆にゆっくり自宅で過ごして、日頃の疲れを癒やすのも大切な事です。どちらにしても、この祝日の意味を考えながら、また明日に向かって意欲を得られると良いですね。
今回は、二つの祝日について紹介しました。